『実践者が語る 半農半Xのいまとこれから』出版記念パーティ撮影記録

よ・も・ぎ書店の吉度ちはるさんから、千葉の各所で行われる『実践者が語る 半農半Xのいまとこれから』出版記念パーティの撮影記録を依頼され、大多喜を根城にハシゴしました。最終回はトラブルで参加できなかったのですが、おかげで以下のような考えに至ることができました。

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半農半Xとは、実践者である塩見直樹さんが提唱したフレーズで、自然と共生する人間的な暮らしとして、憧れ的なイメージで語られることが多いのですが、敢えて大げさに言えば、社会正義に照らして、唯一無二レベルでまっとうな生き方だと思うのです。なぜなら市場経済じたいが、商業的に守られていない作物は買い叩かれる仕組みになっているからに他なりません。大地に根ざした農耕をしていると、その手間の掛かりようから、世間で流通している農産物がなんでこんなに安いのか、首をかしげたくなるのですが、消費者の立場では、代金を払えば正当な取引であり、そこにある問題など感じないのでしょう。

話は長くなりますが、原理的な農耕社会モデルを思い浮かべてみてください。多くの人々は汗水たらして土を耕し、自分たちが食べる物は、自分たちで賄っています。そこに、楽して食べ物にありつこうと、盗賊が現れました。一方では用心棒が現れて、村人たちを守るからと分け前を要求します。そして、治水を施すからと殿様が現れて、年貢を納めさせます。そう、農産物を買い叩くのは、自ら耕さずに食べ物をせしめる輩なのです。

彼らは、発展のためだと言って、平気で環境を破壊します。国益を守ると言って、平気で戦争を仕掛けます。土を耕さずに得られる“利益”は、弱者から収奪し、自然から乱獲し、将来から搾取して得られるもの、つまりは外部不経済を積み増すことに目をつぶることで得られる、悪銭なのです。尽き詰めれば、現代社会は合法的に生命倫理を踏み躙ることで、経済成長を続けている訳です。

そう考えを巡らすと、消費者とて、お金を払っているからといって、その買い物が正当とはいえません。実は商品を購入するだけで、そうした企業に貢献し、買い叩きに加担していることになるのです。巷ではときおり、環境を守れ!とか、戦争反対!とか、声だかに訴えることに人生を掛けている方々を見かけますが、自己欺瞞に陥らないためには、消費者である限り同じ穴の狢ということを、自覚しておく必要があるんじゃないかと感じます。

もちろん、持続可能な半農半Xを目指すからといって、浮世離れした仙人にはなれません。肉も食べれば、車にも乗るでしょう。だから、せめて「自ら土を耕さずに楽をして食べ物を得る」という消費行動が、社会に溢れる諸問題の元凶であるという道理を頭の片隅に留め置いて、ことあるごとに自戒するしかないと、改めて心に誓った次第です。

<@寺田本家カフェうふ>
*日時:2019年6月28日(金)18:30〜20:30
*所在地:千葉県香取郡神崎町神崎本宿1986−2
*参加費:大人5000円
*登壇者:寺田優さんと盧箴,気鵝▲泪ぅ吋襪笋發気
>自己紹介:https://youtu.be/3K9n-CoEygk


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<ブラウンズフィールド>
*日時:2019年6月28日(土)11:00〜15:00
*所在地:千葉県香取郡神崎町神崎本宿1986−2
*参加費:大人5000円
*登壇者:中島デコさんと手塚幸夫さん、葛岡誠さん
>自己紹介:https://youtu.be/HVnurfv77ww


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<鴨川自然王国>
*日時::6月30日(日)11:00〜15:00
*所在地:千葉県鴨川市平塚乙2−732−2
*参加費 大人 5000円
*登壇者:Yaeさんと林良樹さん、今西徳之さん
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>よ・も・ぎ書店:http://www.e-oryza.com/yomogi/

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カテゴリー:067持続可能性 | 投稿者 xbheadjp : 11:29