馬と耕す里ぐらしワークショップ取材撮影記録

石油が輸入できなかったら、日本の農業はどうなるのか?以前から気になっていた「馬耕」ですが、加藤大吾さんが主宰する「都留環境フォーラム」が「馬と耕す」ワークショップを行うとのことで、撮影取材へ伺いました。

在来馬は昔から日本人と共に生き、地域の文化と密接に関わってきました。草やわらなどの粗飼料だけでも生きられ、寒さや病気にも強いため維持費がかからず、田畑を耕したり荷物を運搬したりする働き手としてはもちろん、その糞尿を肥料として用いることで循環型農業が成り立っていました。しかし、機械の登場によりこうした昔ながらの農耕方法は姿を消し、今やその光景は幻となりつつあります。私たちは石油に頼らない持続可能な農法としてこの馬耕文化を復活し、次の世代へと継承したいと考えています。(フェイスブックより)

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<概要>
*日時:2014年9月26日(金)10:00〜15:30
*場所:山梨県都留市朝日馬場(新宿から90分!)
*主催:NPO法人都留環境フォーラム

<指南>
*馬耕師:岩間 敬さん
岩手県遠野市で2人のベテラン馬方に師事、技術を習得したのち、2010年に「遠野馬搬振興会」を設立。現在は農林業に従事しながら、馬搬文化と技術の継承と普及を目指す。
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<状況>
*午前の部
・朝の調教(ロングリード)
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・午前の部反省会
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*午後の部
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・現場到着

・馬装
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・馬耕練習


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・初挑戦                    ・お手本


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>都留環境フォーラム:http://www.teforum.org/
>遠野馬搬振興会:https://sites.google.com/site/tonobahan/

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カテゴリー:04地域イベント参加報告 | 投稿者 xbheadjp : 21:39

 

PARCビデオ上映会「種はいのちの源」トーク動画記録

アジア太平洋資料センター(PARC)さんとナマケモノ倶楽部さんが、種をテーマにした映画の上映と「一反百姓じねん堂」斉藤さんご夫妻を招いたトークを共催するとのことで、取材撮影にお邪魔しました。

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経済のグローバル化によって、モノやサービスは国境を越えて売り買いされるようになり、わたしたちの暮らしは便利で、快適で、豊かなものになったかに見えます。しかし、それは本当の豊かさなのでしょうか?農業、食の現場では、一部のグローバル大企業が、種を商品化し、農薬や化学肥料を用いた食糧の大量生産・大量消費を促しています。そこには環境や健康にも危険な遺伝子組み換え作物も含まれます。TPPに代表される自由貿易の推進によって、大企業がさらに種を私有化していくことも懸念されます。

種はすべての命の源――。

インドを舞台にした3つの作品は、わたしたちにその大切さを教えてくれます。足元から、日常から、食や農、消費行動を見直し、ライフスタイルを転換すること。人間が本来もつ自然との共生や、大地の恵みに感謝する暮らし方。作品に登場する人たちとともに、考え、行動していきましょう。

<概要>
*日時:2014年9月23日(火・祝)13:30〜16:30
*場所:東京ウィメンズプラザ ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
*参加費:一般 2,000円
*共催:
・特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC)
・環境=文化NGO ナマケモノ倶楽部

<状況>
*第一部:作品上映
・種子をまもれ! アグリビジネスとたたかうインド農民
・有機農業が拓く地平ーインド ティンバクトゥの挑戦
・ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめてwith 辻 信一

*第二部:トークライブ
・辻 信一さん(文化人類学者/環境活動家)
・斉藤 裕子さん&博嗣さん(一反百姓じねん道)
・コーディネーター 内田 聖子さん(PARC事務局長)
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>一反百姓「じねん道」:http://blog.goo.ne.jp/hootenfarmer
>PARC:http://parc-jp.org/
>ナマケモノ倶楽部:http://www.sloth.gr.jp/


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カテゴリー:064種/GMO関連 | 投稿者 xbheadjp : 16:02

 

農業参入フェア2014農業・農村活性化セミナー動画記録

農林水産省の担当者からいきなりメールでご案内を頂いたもので、農地バンクを新設した説明会かと思ったら、毎年開催されているとのことでした。

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わが国農業の生産額が大幅に減少する中、農家の基幹的従事者の平均年齢は66歳に達し、耕作放棄地は10年間で倍増するなど、生産条件の不利な地域を中心に農業構造の弱体化が顕著となっています。こうした状況を克服し活力ある農業・農村地域を取り戻すことが喫緊の課題となっています。一方、平成21年の改正農地法の施行以後、約4年の間で新たに農業参入した企業は1.392法人と、農業を新規事業分野とする企業が急激に増えています。このため、「企業と農業・農村の交流促進」をテーマに、企業・農業法人・地方自治体等の関係者が一堂に会して情報交換し、農村地域の活力を生み出す新しい農業のかたちを模索するため、相談会やセミナー等を行う「農業参入フェア2014」を全国4カ所で開催します。

<概要>
*日時:2014年9月19日(金)13:00〜16:30
*場所:サンライズビル(東京都中央区日本橋富沢町11-12)
*主催:農林水産省/全国農業会議所

<状況>
*開会挨拶
・農林水産省経営局長(農地集積中間機構の説明)


・全国農業会議所専務理事

*プレゼンテーション
・三輪泰史氏(日本総合研究所主任研究員)
「農業のビジネス化を「通した地域再生の実現」


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・嶋崎秀樹氏(農業生産法人有限会社トップリバー代表取締役)
「自薦型研修農場における参入企業の人材育成」


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・高谷俊彦氏(登美の丘ワイナリー技師長)
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・足立眞理子氏(NPO法人ふるさとネッツ&千葉大学)
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・村上章氏(日本製紙株式会社部長)
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・越川幸芳氏(千葉県農業会議事務局次長)
「相談活動を踏まえた企業参入における留意点」

*説明・相談会コーナー
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>農林水産省:http://www.maff.go.jp/j/press/keiei/koukai/140901.html


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カテゴリー:06農関係トピックス取材記録 | 投稿者 xbheadjp : 17:13

 

公開フォーラム「農山村と都市の新しい結びつきを考える」動画記録

もともとは当方が企画し会場を確保していたフォーラムでしたが、諸事情によって主催が難しくなっていたところを、関係諸団体に引き取っていただき、無事、開催に漕ぎ着けたので、撮影記録を担当しました。

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グローバル・リスク社会に向かう世界に、私たちは何ができるか?3.11原発災害の経験、コミュニティと農の再生、生物多様性の視点から、国連家族農業年(2014)の意義をふまえて、日本と世界の連帯・共生のための道すじを見出したいと思います。農山村消滅論や農業協同組合不要論などが叫ばれるなか、生物多様性、有機農業、家族農業、日本型食生活、里山再生可能エネルギー、地域コミュニティに基づく地域の力こそ、3.11後の新しい都市と農村の関係づくりとして重要性を増しています。自然と地域の共生をめざして長年取り組んできた有機農業の経験を踏まえ、ローカルとグローバルを結びつける新たな可能性について考えます。(告知メールより)

<概要>
*日時:2014年9月6日(土)13時30分〜17時00分
*場所:國學院大学渋谷キャンパス常磐松ホール
*資料代:1,000円/学生 500円
*共催:
・國學院大学共存学プロジェクト
・地域の力フォーラム委員会(CSOネットワーク)
・共生社会システム学会
*協力:(五十音順)
・IFOAMジャパン
・アジア太平洋資料センター(パルク)
・国連生物多様性の10年市民ネットワーク
・コモンズ
・農山漁村文化協会
・福島県有機農業ネットワーク

<状況>
*全体司会:
 黒田かをり氏(CSOネットワーク/地域の力フォーラム)
* 開会のご挨拶
 古沢広祐氏(國學院大學経済学部教授/共存学プロジェクト)
*特別基調報告:「輝く農の時代へ 〜 都市市民と共に〜」
 星寛治氏( 山形県高畠町有機農家/たかはた共生塾顧問/農民作家)


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*パネラー報告

・「原発事故から見えてきた農の価値と地域の力」
 菅野正寿氏(有機農家/福島県有機農業ネットワーク理事長)
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・「生物多様性の危機と有機農業・家族農業の可能性」
 〜国際有機農業運動連盟(IFOAM)世界大会に向けて〜
 古沢広祐氏(國學院大學経済学部教授/共存学プロジェクト)
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・「タネを通して食と農、地域と世界をつなぐ」
〜 生物多様性:COP10からCOP12へ(日本・インド・韓国)〜
 浜口真理子氏(CSOピースシード/人々とたねの未来フォーラム)
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*パネルディスカッション/全体討論
・進行:大江正章氏(コモンズ/PARC/地域の力フォーラム)


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>置賜自給圏構想を考える会:http://okitama-jikyuken.jimdo.com/
>福島県有機農業ネットワーク:http://fukushima-yuuki.net/

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カテゴリー:061スペシャルイベント | 投稿者 xbheadjp : 10:25