「選挙における1票の較差是正」に関するブロガーの意見で、みんなの参考になりそうなブログ記事を集めています。自薦による投稿も受け付けているので、オリジナルな意見のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。
投票率の差による世代間の一票の格差も問題です。高齢者のほうが積極的に選挙に行ってくれるので、各政党はどうしても高齢者寄りの政策になりがちです。
1票が重い地域には、高齢者が多い。政策などをみて若い新人の名前を書いてみても、なかなか結果に反映されにくいと感じているのは、地方に住む若い世代も同じです。
場所が地方か都市かで、その一票の価値に重みづけしている選挙ルールは、なんとなくですが「地方は都市より弱者である」なんてことが前提で、地方を優遇しているようです。
「神奈川県民よ、おまえらの存在価値は高知県民の5分の1以下だ!」と言われています。まったくもって、ひどい話です。都市部の人は、もっと怒った方が良いと思いますよ。
民意の反映ということでは定数是正は当たり前のことですが、その進行は都市で勝った政党が政権を握ることになります。
しかし、得票数と議席数の優劣が逆転してしまうことがあってはなりません。これでは多数決という議会制民主主義の根幹が機能していないと言わざるを得ないのです。
一極集中の中央と過疎の地方という図式が維持されたまま1票の格差を是正することは、中央への集中が増し地方の没落を推し進めるだけでしかないだろう。
農家戸別所得補償や郵政民営化見直しを掲げた民主党、国民新党がともに議席を減らしたことを考えれば、「一票の格差」が自民勝利の原因だというのはミスリードではないのか
まず参議院選挙の1票の格差を縮めることだ。東京は改選議席を7人にすること。大阪や神奈川も5〜6人ぐらいに増やす。千葉、埼玉、愛知も4人にすること。
裁判所から何回怒られても直らない。 これ以上定数を減らしたら『一票の格差』の是正なんて絶対にできないだろう。
実は獲得した総得票数では民主>自民となっている。比例でも民主の方が当選者が多い。これも一票の格差が5倍以上あり、田舎有利な参議院の弊害である。
選挙結果と民意があっていないという感じがします。地方区との一票の格差をなくしていたら、どうなっていたのでしょうか。結果はまた違ったものになっていたでしょう。
一票の格差を甲子園に例えると、高知や鳥取は5校出場できるのに、東京や神奈川は1校しか出れないことになる。これで怒らない方がおかしい。
日本もせっかく二院制を採用しているのですから、この「一票の格差問題」も、衆議院と参議院で分けて議論してもいいと思っているんです。
もはや看過することの出来ない格差です。完全に民主政の過程自体が破壊されていますので、これが民意を反映した結果とは、とても認められるものではありません。
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