原発ゼロノミクスキャンペーン立ち上げシンポジウムUST取材記録

先の衆院選大敗後、新たなキャンペーンが立ち上がるとのことなので、動画&写真の取材記録にお邪魔しました。

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脱原発こそ経済成長のチャンスとする「原発ゼロノミクス」。具体的実現方法をディスカッションしす。 ”株価を上げインフレにすれば生活はよくなる”というアベノミクスより、日本の足かせとなっている原発依存を脱し、市場の価値転換にそった新しい経済や、省エネ、自然エネルギーなどの、地域に根ざした多様な産業を振興により、より抜本的な日本経済の活性化、健全化を目指しましょう!(告知メールより)

=概要=
*日時:2013年3月27日(水)14:30〜17:00
*場所:参議院議員会館・講堂
*資料代:500円
*主催:原発ゼロノミクスキャンペーン/eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)

=内容=
*開会:桃井貴子氏(気候ネットワーク)
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*国会議員挨拶
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*原発ゼロノミクスキャンペーンとは:吉田明子氏(FoE Japan/eシフト)
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*講演:「原発ゼロノミクスのグランドデザイン」
・金子勝氏(慶応義塾大学経済学部教授)
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*対談:「脱原発成長論」金子勝氏×飯田哲也氏
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*経済界、経済学者からのメッセージ紹介:明日香壽川氏(東北大学教授)
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*「発禁新聞」他民党/「脱原発政治連盟」緑茶会
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>原発ゼロノミクスキャンペーン:http://zeronomics.wordpress.com/

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カテゴリー:エネルギー問題 | 投稿者 xbheadjp : 16:13

 

島国農耕民族思考のすすめ/オルタナティブ経済論序説

1.経済成長を裏打ちする錬金のタネ
大航海時代には、命を賭けて大海原を渡り未開の大陸との交易を成し遂げれば、巨万の富が得られるという錬金のタネがありました。産業革命以降は、私財を投じて石油を掘り当てれば、1単位のエネルギー投入で100倍のエネルギー源が得られるという錬金のタネが成り立ちました。経済成長とは、裏を返せば市場での総借金額の膨張であり、つまりはそれぞれのプレーヤーが、前年より多くの借金をしてでもそれを梃子に、より多くの富を得られるだけの錬金のタネが裏打ちとしてなければ、それはいずれ破綻するバブルでしかありません。もちろん政府が財政出動で市場を活気づけようが、日銀が金融緩和で景気を刺激しようが、それは遅かれ早かれ弾ける泡が膨らむだけの悪あがきです。

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2.自然エネルギーは練金のタネたるか
植民地を支配した宗主国は、弱者からの収奪を錬金のタネとして領土の覇権を競いました。石油を支配した先進国は、自然からの収奪をタネにして経済の覇権を競い合いました。そして目先の安い電気を確保するために核廃棄物処理を未来永劫に亘って委ねる原子力発電は、将来からの収奪をタネにする錬金術に他なりません。翻って1単位のエネルギー投入で数倍のエネルギーしか獲得できそうにない自然エネルギー開発は、実際、どれだけ優れた練金のタネなのでしょうか。例えば低価格化が進んだ太陽光パネルは、大気汚染の火種にもなっているはずな中国の劣悪な石炭火力によって製造されているだろうに。例えば、エネルギー源自体は限りなくコストゼロであっても、それを効率よく活用するインフラを構築するためには、とてつもない化石エネルギーが必要になるであろうに、です。

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3.島国農耕民族と大陸狩猟民族の違い
思い起こせば、島国として限られた土地に縛られてきた我々の祖先は、水を導き肥やしを運び入れることで、先祖伝来の田畑から自然の恵みを分け頂くことに喜びを見い出し、森羅万象を八百万の神として崇めてきました。里山を共同で管理しその資源を活用する一方で、奥山との境に神社を建て、その先を鎮守の森として護ってきた風習や伝統文化にも、集落を維持する智慧が窺えます。一方で現代文明の源と言える大陸生まれの欧米人は、ヨーロッパを覆っていた森をハゲ山に変え、海の向こうの新大陸をフロンティアとして搾取し、それで自らを神の子と呼んで憚りません。貧困撲滅を旗印に発展途上国の辺境にまで市場経済を持ち込んで開発を促し、資本の力で木を支配し、水を支配し、種を支配し、挙句の果てにはグリーングロースを口実に自然エネルギーまで支配しようとする開拓魂は、留まるところがないようです。

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4.富を外に求める幸福観の限界
日本経済が高度成長で沸きかえっていた頃、子どもたちが21世紀に描いた希望は、車が空を飛び海底や宇宙に都市を築く夢でした。しかし今、私たちが直面している現実は、1972年にローマクラブが警鐘をならした「成長の限界」そのものです。残念ながら地平の先は、永遠に続く未開の大陸ではなく、前進しつつければ出発点に戻ってしまう球体だったのです。単純に考えれば腑に落ちることですが、限られた領域で富を外に求め続ける大陸狩猟民族的な価値体系は、おのずから破綻するしかありません。逆を返せば、本当に我々が持続可能で平和な社会を望むなら、島国農耕民族思考に立ち返って、自分たちの生態系の中で、自然の恵みを分け頂くことに幸福を見い出すしかないのです。

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カテゴリー:オルタナティブ経済論序説 | 投稿者 xbheadjp : 08:42

 

311東日本大震災市民のつどい キャンドルライブ “11〜ひとつひとつ〜”UST記録

3月11日に東京タワーの正面エントランス広場でおこなわれたEarth Day Tokyo Tower チャリティライブコンサート“11−ひとつひとつ-”のUSTREAM配信を担当したので報告します。

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あの頃、私たちも被災者でした。あの日から2年。私たちは集います。東京タワーのふもとでキャンドルを灯し、ともに手を取りましょう。犠牲になられた方々に追悼を捧げ、今まだ困難にある方に心を寄せましょう。そしてひとりひとりの力が、この世界を、この社会を、明るい未来へ導くことを信じましょう。また1年。ひとつひとつできることからはじめましょう。

>USTREAM:http://www.ustream.tv/recorded/29916005

=概要=
*日時:2013年3月11日(月)19:00〜0:00
*会場:東京タワー1F正面広場 <入場無料>
*主催:アースデイ東京タワー・ボランティアセンター
*共催:東京タワー

=内容=
*皆さんといっしょにキャンドルの点灯式
・タカハシナオ(キャンドルインスタレーション)
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*亡くなられた方々のために1分間の追悼
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*和太鼓Gocoo+GoRoによる鎮魂ライブ
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>アースデイ東京タワー・ボランティアセンター:http://www.edtt311.info/


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カテゴリー:アースデイ東京タワー | 投稿者 xbheadjp : 20:28

 

『サバイビング・プログレス−進歩の罠』特別試写会@カナダ大使館

立たないブロックを提示されて、二人のゲストが「それでも試みるべき」と言うのか、はたまた「諦めるべき」と示唆するのか、それが訊きたくて取材に出向きました。・・・ここで映画が暗に投げ掛けている伏線は、「ブロックを立てない限り、実験用のチンパンジーはご褒美のバナナにありつけない」つまりは、「進歩を図り続けない限り、努力に対するインセンティブにはありつけない」というジレンマなのでは?と感じたのは、私だけでしょうか。

映画界の巨匠マーティン・スコセッシ製作総指揮!5万年の人類史を遡り壮大なスケールと映像表現で人類の生存について問うカナダのドキュメンタリー映画、『サバイビング・プログレス − 進歩の罠』が、3月23日(土)渋谷アップリンクでロードショーとなります。これに先立ち、特別試写会を3月7日(木)カナダ大使館にて開催します。上映後に田坂広志さん(デモクラシー2.0イニシアティブ代表発起人)、藤沢久美さん(シンクタンク・ソフィアバンク代表)、そして関根健次(ユナイテッドピープル代表)によるトークイベントが行われます。(告知メールより)

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*日時:2013年3月7日(木)18:30から20:50 (18:00開場)
*会場:カナダ大使館 オスカー・ピーターソン シアター(東京都港区赤坂)
*参加費:無料
*募集人数:100名
*主催:ユナイテッドピープル/デモクラシー2.0イニシアティブ/カナダ大使館

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>シンポの罠:http://www.unitedpeople.jp/archives/147
>デモクラシー2.0イニシアティブ:http://www.facebook.com/democracy2


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カテゴリー:イベント参加記録 | 投稿者 xbheadjp : 22:52

 

アースデイ東京2013記者発表UST記録

実行委員としても参画しているアースデイ東京2013の記者発表があったので、スタッフとして&取材を兼ねて写真撮影&動画収録を担当しました。

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「今動く!〜子どものために、未来のために〜」アースデイ東京2013実行委員会は、これまで培ってきた知見やメッセージを力強く発信・共有することで、多様ないのちがつながり合い、ともに生きる持続可能な社会を創ることを目指します。(開催概要書より)

=概要=
*日時:3月6日(水)13:00〜14:00
*場所:タワーレコード渋谷店B1F
*来場:約100名

=状況=
*事務局からの説明
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*実行委員長挨拶:C.W.ニコルさん
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*応援団長挨拶:加藤登紀子さん
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*鹿肉料理の説明:新納平太さん
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*トーク
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*ライブ
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>アースデイ東京2013:http://www.earthday-tokyo.org/2013/

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カテゴリー:イベント参加記録 | 投稿者 xbheadjp : 18:04

 

市場経済社会の限界/オルタナティブ経済論序説

1.文明開化の罠
「奥山にはみだりに立ち入らない」「天然のものは必要以上に取らない」。古来から、日本人の多くは生態系の環の中で、自然の恵みを分け頂いて暮らしてきました。藁を編んで縄をない、竹を組んで篭をつくる。創意工夫を重ねて当たり前のように生き、何事もなかったかのように死に逝きました。その営みは里山と田畑と人里の循環そのものだったはずです。そんな日常に幸せを外に求める煩悩を芽生えさせたのは、市場経済という「文明」でしょうか。発端は明治維新か、戦後の復興か、いつしか庶民までもが「お金で買う」という行為によって、自らが属する生態系の外から富を掻き集め独占することに、何の疑問も持たなくなっていました。根拠は、「対価を払ったのだから」。その富が本来は誰のものでもない、自然が育んだものであっても、出元の生態系にとっては、必要なものであっても、です。

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2.無意識という罪
人々は農業を、林業を、漁業を「生産」と呼びます。その富は人が生み出したものではない、太陽と土と水が育んだものであっても、です。人々は鉱業を、また工業を、そして商業を「産業」と呼びます。その産物は人が編み出したものではない、化石エネルギーの消費によって産出されたものであっても、です。更に人々は、そうした「生産行為」で貯め込んだお金を「財産」と呼びます。それらが他の生態系から外し取ったものであっても、です。そんな錬金術がいつまでも続く訳はないと感づいた人達が、オルタナティブな道を模索しはじめました。曰く、環境ビジネスで経済成長を実現させる「グリーングロース」。曰く、ビジネスの手法で社会的課題を解決する「社会起業」。たしかに耳触りは良い言葉ですが、それで本当に持続可能な循環型社会にシフトできるのでしょうか。CSRで希少生物の保護を!って、そのお金はどこから来たのか。BOPビジネスで貧困層の経済的自立を!って、そのお金はどこに行くのか。とどのつまり、生態系の外に富を求める限り、問題解決をお金で図ろうとする限り、持続可能な循環型社会なんて、お題目にしかなりません。

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3.パラダイムシフトの必然
人々は昔、大地は平らなものと思い込んでいました。海の向こうにはフロンティアが無限に拡がっていると思い込んでいました。確かにそうであれば、生態系の外に富を求めることは、永遠に可能です。生産にも蓄財にも、そして市場経済の発展にも、限界はないでしょう。しかし地球は丸かった。そして私たちは、地球が丸いことを知ってしまった。であれば、自らが属する生態系の外に富を求めることに限界があることも、たやすく理解できるに違いありません。もちろん経済発展を良しとする立場から見れば、ビジネスの手法で貧困を撲滅するのは善なのでしょう。本当に経済成長と環境保全が両立するなら、そんなに好ましいことはないでしょう。しかし地球は丸いのです。生態系の外に富を求め、お金に際限ない価値を与える限り、壁に直面するのは、自明の理です。採掘するだけで溢れ出る安い石油の時代は終わりました。短絡的な発展信仰による汚染が、日々の生活さえ危うくすることを思い知らされました。もちろんそれは世界的規模で優劣を争う市場経済の歪であり、目先の利潤追求が至上命題である資本主義社会の汚点に他なりません。歪であり汚点に他なりませんが、諸悪の根源は国というより、企業というより、自らが属する生態系の外に富を求め、お金に際限ない価値を与えている私たち自身なのです。本当に持続可能な循環型社会を望むなら、生態系との共存を図るなら、なによりその元凶を断つことが必要でしょう。

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4.唯一の打開策
“Be the change !” と説いたガンジーの教えに倣うなら、「社会を変えるのではなく、自分を変える」しかありません。つまりは持続可能な循環型社会を望むのなら、お金の価値に際限を設け、自らが属する生態系の中に豊さや幸せを求めるしかないのでしょう。思い直せば「豊さは得るものではなく感じるもの。幸せは買うものではなく創るもの。」そう、成長の限界という壁への激突を避ける唯一の打開策は、外からの資源に頼らない循環型有機農をベースとした自給共生の実践。たとえ完璧に到達できなくても、そこに「くらす幸せ」を見い出して少しずつでも近づくこと。マグマを汲み出すなどして、永遠のエネルギーを手に入れない限り、宇宙に脱出するなりして、無限の空間を我がものにしない限り、私たちは「限界」の範囲内で幸せを紡ぐしかない。そういう思いに至った訳です。

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カテゴリー:オルタナティブ経済論序説 | 投稿者 xbheadjp : 08:02