どうする原発事故後のエネルギー政策(第3回エネルギー問題勉強会UST報告)

福島第1原発の事故を受けて、脱原発の気運が高まっていますが短絡的な反原発運動では、かえって世論を冷やす懸念も否めません。日本を持続可能な循環型社会へソフトランディングさせるためには、どんなシナリオが最適か、英知を結集する必要があるのでしょう。今回は世界で最大のピークオイル研究組織ASPO会議にも参加されている大場紀章氏をお迎えし、エネルギー需給逼迫の現状を考えました。

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*催名:=DISCOVER EARTH=第3回エネルギー問題勉強会
*タイトル:どうする原発事故後のエネルギー政策
*日時:2011年4月28日[木]18:45開場19:00開演-21:30終了
*場所:ちよだプラットフォームスクェア002会議室(東西線竹橋駅下車10分)
 千代田区神田錦町3‐21TEL:03-3233-1511>http://bit.ly/OaelZ
*講師:大場紀章氏(株式会社テクノバ調査研究一部)

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*主催:持続可能な生活を考える会:サステナ・ライフ
*進行:
・参加者の自己紹介(30分)
・基調レクチャー(30分)

□プレゼン資料>5月20日までダウンロード可

・質疑応答&情報交換(90分)
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夏の電力不足へ向けて、節電を呼びかける方針が打ち出されています。誰もが贅沢を節制すれば、15%の削減など訳はないのは事実でしょう。しかし、それで景気が底割れしてしまうと生活への影響も少なくありません。円の価値が暴落すれば、食糧もエネルギーも輸入品は高騰します。ハイパーインフレが起これば、年金も預金も頼りにはならなくなります。

持続可能な循環型社会へ軟着陸するには、どんなシナリオが必要か。それは、日本が本来の日本の価値を取り戻す道程に他なりません。そのためには何を捨て何を取り戻すべきか。今後も賛否を超えた対話が必要なのでしょう。


カテゴリー:01エネルギー分科会 | 投稿者 xbheadjp : 2011年04月30日 22:08